社葬に参列する際に知っておきたいマナー

2017年03月21日
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社葬とは会社の創業者や会長、社長、副社長、役員の立場にある人が亡くなったり、勤務中の事故により、殉職者が出てしまったりした場合などに会社が主催して行なう葬儀のことです。一般の葬儀とは違いもあるため、ここでは参列する際のマナーに関してご案内いたします。まず、参列した際には受付で名刺を差し出します。参列者として受付に名刺を出す場合には名刺の左下を折るか、名刺の右肩に「弔」の文字を書きましょう。次に、供花や供物に関してですが、多く関係者の方が供花や供物を贈られることになるので、会社の体面にかかわってくる大切な事柄になってくるので細心の注意を払っていきましょう。

まず、供物や供花の手配は早めのうちに行なっておき、遅くとも葬儀の前日には届くようにしておくとよいでしょう。また、手配をする際には社名や代表者の名前などに間違いがないよう十分に気をつけましょう。また、葬儀の規模が非常に大きくなり、供花も非常にたくさん来るため、式場の都合などにより供花を飾り付けることができない場合があったり、故人の信仰している宗派によっては供花の色や種類に決まりがあったりすることがあるため、注意が必要です。

そのため、相手側へ事前に確認をしたほうが無難です。次に、ついやってしまいがちなのが、葬儀の場での名刺交換です。葬儀には、普段から顔を合わせている仕事の関係者の方が多く参列します。取引先や顧客の方を見つけてもその場で名刺を交換したり、仕事の打ち合わせをしたりすることがないよう気をつけましょう。社葬は、故人のみならず企業にとっても重要な場ではありますが、あくまで葬儀であることを忘れないようにしましょう。