葬儀のやり方はそれぞれの宗教で異なる

2018年03月05日
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様々な宗教がありますので、葬儀のやり方もその宗派に準じての流れになります。特に決まった宗派のない無宗教の場合であれば、固定された思想にとらわれることなく、また概念もないですから、お葬式の形はかなり自由です。

執り行うお葬式の段取りに関しても、何かのルールに縛られないので、自分たちで自由に決めることができます。結婚式の披露宴ではよくカップルの、これまでの生い立ちなどのスライドやコメントが流されますが、同じように動画やスライドを流すことも可能です。

故人の映像を動画やスライドで皆で見ながら、これまでの楽しかった思い出を語りますので、涙も出てきそうになりますが、温かい思い出に心がほっこりとすることもあります。誰にでも好きなことはありますので、故人が生前趣味としていた製作品の展示をしたり、思い出の品々の展示をするのもありです。

誰もが日常的に良い音楽を耳にして心を休めることができますが、故人が生きていたころに好きだった音楽を会場で流したり、合唱をしたり生演奏をすることもできます。どちらかというと一般的なしんみりとしたお葬式というよりも、故人を重い温かくて楽しいお別れ会のようなイメージです。

堅苦しい流れではないですが、最初に司会者が開式の言葉を述べて、お経は読まずに黙とうをささげ、故人の好きだった音楽の生演奏をして、故人の経歴紹介や、ビデオやスライド上映をすることもできます。お葬式ではあるのでお別れの言葉はのべて、焼香をしないで献花をして、閉式の言葉でクローズというのも一つの流れです。